原油価格の上昇に歯止めが掛からず、危機的状況に陥る可能性がありましたが、備蓄油の放出検討の影響により下落に転じました。
この下落は一時的なものになってしまうのでしょうか。
ホワイトハウスは「世界のエネルギー供給と価格が経済回復を危険に陥れないよう、エネルギー消費国と対話している」と明らかにした。備蓄油の放出に向けた協議に参加した米国側の関係者は、石油市場に影響を及ぼすためには米国だけで2千万~3千万バレルを供給しなければならないと推算した。米国などは1970年代にアラブ諸国が石油輸出を制限したことを受け、非常事態に備えて「戦略備蓄油」制度を導入した。韓国石油公社と日本資源エネルギー庁によると、韓国の備蓄量は9700万バレル、日本は4億9千万バレルだ。
バイデン政権が異例の動きを見せているのは、ガソリン価格の高騰などで先月の消費者物価指数の上昇率(6.2%)が31年ぶりに最高値を記録したためだ。食品とエネルギー価格が大幅に上昇し、バイデン大統領の支持率が就任後最低の41%まで急落した。自動車使用の多い米国人はガソリン価格に敏感だが、1ガロン(約3.79リットル)当たりの平均価格が3.41ドルで、前年比60%以上も急騰した。国際市場の原油価格は先月初め、7年ぶりに最高値を記録した。
サウジアラビアをはじめ、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの産油国は、米国などの増産要求に1日40万バレルを増産することにした。バイデン大統領は追加で増産を繰り返し要求してきたが、OPECプラスは12月に供給過剰が発生すると主張し、追加増産を拒否している。
スレ主:我々は停戦中のため相当量の備蓄があることは知っていましたが、日本は我々の5倍を備蓄している・・・。
人口や経済力から考えても、両国に5倍の差があるとは思えないですし、どちらかが多く備蓄しているのか、それともどちらかの備蓄が少ないのかという話になると思います。
しかし、軍の備蓄はこのデータから除外されているという話もあるようですし、実際はどうなんでしょう?
引用元:
見解・考察
1バレル約159リットルで1ガロンは約4リットルです。
原油の価格が世界的に高騰し続けています。
日本でも10週連続で値上がりをしており、高止まりが続くと見られていました。
この状況を打開するためにアメリカが中国や日本に対して、石油備蓄の放出を検討するよう要請を出したようです。
日本の岸田首相は備蓄分の放出を検討しているとし、「日米、あるいは関係国との協調を前提としながら、法的に何ができるか、いま検討を進めている。各国の状況や我が国として何ができるかをしっかり検討した上で、結論を出したい」と語りました。
これを受けて原油価格が下落に転じました。
10月下旬には85ドル台と約7年ぶりの高値を付けており、一時的にピークから約10ドル下落したことになります。
1970年代に2度の原油高騰の影響によるオイルショックに見舞われました。
日本はその教訓を経て石油の備蓄分を多く確保していたのかもしれません。
一方で、韓国は日本の備蓄分の5分の1としており、原油の高騰に頭を抱えている状況です。
また、韓国はイランに対して原油代金の未払い問題があります。
その代金は約7300億円にも及び、深刻な経済危機に陥ってしまっている韓国に支払うことができるのでしょうか。
その代わりなのか、韓国政府はイランに新型コロナウイルス対策としてマスクを2000枚寄付したようです。
7300億の原油代金の代わりにマスク2000枚でチャラにしてもらおうと思っている可能性は十分にあります。
イラン外務省報道官は、マスク寄付について「ジョークと捉えている」とし「自国の資産が他国の手中にあることを容認できる国はない」と冷ややかに発言しました。
韓国の反応
- 他国に比べて自然災害が多いため、常日頃から備蓄しておかなければならないのもあると思います。
- 人口も多く、国土面積も我々よりも何倍も広いという・・・。
災害も多いことから、その部分も考慮されているようです。
- 彼らが石油をたくさん備蓄しているのにはそれなりの理由があるんですよ。
ただし、それが戦争であったり、他国に被害を与える目的であれば、それを未然に防ぐ必要はありますが・・・。
- 我々も同じぐらい貯蔵可能な施設は備えています。
ただし、石油をたくさん備蓄しておく理由がないため、使われていないだけですね。
- 我々の数値は軍用のものを含んでいませんよ。
軍用備蓄の数量は軍事機密なので・・・。
- 自然災害もあると思いますが、第二次世界大戦に深刻な石油不足で悩まされたので、その頃の教訓で、なるべく備蓄しておくようにしているのだと思います。
- 我が国のように首都の一極集中している訳ではなく、各地方に首都級の都市がいくつもあります。
そして、どの地方でも地震などの災害が発生する可能性があるため、備蓄しておく必要があります。
- 人口、国土、経済、全ての規模が違うので・・・。
- 戦争用としてはあまりにも不足しているので、やはり人口数を考えて、災害に備えているというのがほぼ正解だと思います。
日本の反応
- 石油代金踏み倒すような奴らは備蓄がどうこうっていう次元にすらいないよ
早くイランに金に払えよ
金も払わずにマスク2000枚ぽっち送って煽ってる場合じゃないだろ
やってること滅茶苦茶だぞ
- 全てはオイルショックの反省だよ。
- まさか今度は日本の石油を目当てに物乞いなんてしないよな?
韓国には円もドルもワクチンも尿素も石油もやらんぞ!
- イラン「それより代金まだー?」
- 常に「日本は過大評価で低水準のはずだ」という答えを前提にしてるから話の内容がおかしなことになってる
自分らの予想と違うと現実の数値を疑い始めるのって糖質一歩手前なんだが、こちらにしてみればそういう輩が少なくない数いる事実が恐ろしいわ
- なんでいちいち日本と比べるのかねぇ
同じ経済規模の国や人口の国と比べればいいんじゃないの?
本記事のまとめ
毎週のように値上がりが続いていた原油ですが、ようやく下落に転じる様子を見せ始めました。
このままではオイルショックのような危機がまた訪れてしまうことになりかねません。
今後どうなってしまうのでしょうか。
続報に注目です。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
その反応の一部を紹介します。