慰安婦合意に関して支援団体と事前協議が行われていたという疑惑は以前からありましたが、韓国外務省が合意内容についての面談記録文書を公開したようです。
裁判で公開判決が出ていましたが、文在寅政権外交部はこれを不服としてきました。
しかし、尹錫悦政権に交代し公開すると判断したということなのでしょうか。
イ・ヨンス氏は慰安婦合意解決を、尹錫悦大統領に要請したとしています。
【ソウル時事】2015年12月の日韓慰安婦合意に関し、韓国外務省は26日、同省が事前に4回にわたって支援団体代表と協議し、合意内容も伝えていたことを記した面談記録文書を明らかにした。
一部の元慰安婦や支援団体は合意後、「被害者の意見が反映されていない」と反発し、撤回を要求。文在寅政権が「被害者中心主義」を掲げ、合意を事実上無効化することにつながった。
しかし20年になり、支援団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」のトップだった尹美香氏(現国会議員)には合意内容が事前に知らされていたことが判明。尹氏は「意見聴取でなく一方的通告だった」と釈明していたが、今回の文書で、「被害者無視の合意」という主張がさらに揺らいだ形だ。
引用元
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見解・考察
慰安婦被害者とされているイ・ヨンス氏が記者会見を通じて「尹美香が10億円など慰安婦合意内容を外交部から聞いて知っていながらも、被害当事者であるお婆さんたちには知らせなかった」と暴露したことから始まったようです。
当時、外交部内部でも「外交部が尹美香当時代表と韓日慰安婦合意内容を緊密に協議してきたし、合意骨子もユン代表にすでに知らせた」、「録音もある」という話が広まったとしています。
韓国の弁護士会は2021年3月、文在寅政権外交部を相手に「尹美香議員との面談記録と内容を公開してほしい」という情報公開請求をしましたが外交部はこれを拒否。
その後、裁判所に情報公開拒否処分取り消し訴訟を起こしました。
裁判所は1審2審ともに「情報を公開せよ」という判決を下したようですが、文在寅政権外交部はこれを不服としてきました。
新しく発足した尹錫悦政権の外交部がどのような選択をするのかが注目されていましたが、その情報が今回の文書なのでしょうか。
イ・ヨンス氏は尹錫悦大統領に日本との関係改善に先立ち、慰安婦問題を解決しなければならないとしています。
また、インタビューで「我々の問題をはやく解決し、韓日関係を改善しなければ、ただそのままには出来ない」と話したようです。
尹錫悦大統領が日韓関係改善に注力していることからその動きに便乗した形になるのでしょうか。
そして、その解決方法は▲日本政府の犯罪事実認定、 ▲日本首相の公式謝罪、 ▲法的賠償、 ▲真相究明、 ▲歴史教科書への記録および正しい歴史教育、 ▲追悼碑と史料館建設を通じた追慕、 ▲戦犯者処罰の7つを提示したとしています。
“2015年慰安婦合意” に対しては「無効にしなければならない」とし、「日本が出した10億円は返さなければならない」と強調したようです。
韓国の反応
・民主党で一番嫌な人間がこのおばさん
鳥肌が立つほど嫌いだ、本当に。
・こういうことを解決しろと尹錫悦(ユン・ソンニョル)を選んだんだ。
・あんな人間たちは早く捕まえろ。
国家の恥だ。
・ユン政権に一番ありがたいこと
こんな顔を見ないようにしてくれたこと。
・この邪悪な泥棒女から放り込んで始めましょう。
・監房に入る人たち、そろそろ準備しましょう。
・観相は科学だと言うが、本当に見たくない。
尹美香(ユン・ヒャン)とその仲間たちは必ず恐ろしい法の審判を受けて地獄に落ちろ。
・文罪人政権の悪魔たちを1人ずつ捜査して、臭い飯を喰わせる捜査が大統領になった背景であることをユン大統領は忘れてはならない。
・あんな人間がまだ国会にいるという事実が、この国の国会がどれほど腐っているかを確認することになる。
尹美香、今すぐ消えろ
お前は大目に見ることは出来ない!!!
・慰安婦お婆さんを利用し、お婆さんたちを欺いた面談記録
当然公開し、迅速な裁判で処罰しなければならない。
このようなチンピラがまだ国会議員だということが、ムンが常識と正義を踏みにじった代表的な事例だ。
・ユン政権は当然公開するだろう。
当然しなければならないのが正しいし。
速度は遅いが一つずつ元の位置に戻るんだね。
日本の反応
・岸田外相当時の慰安婦合意は、日韓双方が交渉に交渉を重ね、双方が受け入れ可能な内容として合意に至ったことは動かしようがない事実だが、それも本来は国交回復時の請求権協定で最終的且つ不可逆的に解決されたものだから、日本は有り得ない譲歩を既にしているのだ。
・合意の内容を支援団体と事前協議をしていたという事は、慰安婦に関わる支援団体の行動が矛盾している事に文大統領も気づいていた筈だが、文ちゃんはそれを無視して慰安婦問題を煽っていたという事が明らかにされた形です。
・何も知らされてないと思われる当事者と、自分勝手な言い訳だけを繰り返してきた市民団体の言い分だけを聞いて、一方的に蔑ろにしたのでから、韓国側は自国内問題として、きちんと問題を終結させてから、関係改善とか言うべきじゃないですか?
・これで慰安婦合意は当事者団体の意思もしっかりと反映された正当な国際合意であったことが判明しましたね。
・これで「被害者無視の合意」という主張が通らなくなった。合意内容が事前に知らされていたに関わらず文政権は「慰安婦合意」を破棄した。
・韓国の前政権がただただ保身のために慰安婦問題を政治利用したことが明るみになりましたね。そのうえ結託した支援団体も活動資金の使途が疑惑まみれとくれば、もう呆れるしかない。
本記事のまとめ
慰安婦合意は予め内容が協議されていたという疑惑はありましたが、記録文書が明らかにされたことにより事実となりました。
これにより「被害者の意見が反映されていない」という主張が通用しなくなりました。
前政権の悪事を暴くとしている尹錫悦政権はどのような対応をしていくのかが注目です。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。